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平成20年 第4回 定例会

第4回 定例会

墨田区議会は、平成20年第4回定例会を11月26日から12月10日までの15日間にわたって開きました。
11月26日の本会議では、自由民主党 木内 清が会派を代表して、区長、教育長に対して代表質問を行いました。 11月27日の本会議では、区長、教育長に対して一般質問を行ったほか、平成19年度墨田区各会計歳入歳出決算を認定しました。
12月10日の本会議最終日には、区長から追加提出された「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」を含めた議案23件が原案どおり可決されたほか、「都市計画税及び固定資産税の軽減措置等の継続に関する意見書」を含む議員提出議案2件が全会一致で可決されました。

代表質問 保育園の待機児解消には長期的な展望からの政策も必要 
自由民主党 木内 清

今後、東京スカイツリー周辺でのマンション建設や曳舟地区の再開発で子育て世代の区内流入が続くと思われる。子育て世代の増加は保育需要の高まりとともに、保育形態の広がりが求められると予測する。
今回の待機児解消緊急3か年計画は、南部地区の緑会館跡地に民設民営の保育園を設置する等の具体化策が打ち出され、短期的なアクションプランとして評価するが、一方では長期的な展望からの保育の方向性についての政策も必要である。
21年度で前期が終了する「次世代育成支援行動計画」の保育所整備の目標数値の達成状況を踏まえ、今後の保育計画をどのように検証・分析しているのか。 延長保育はもとより、一時保育、病後児保育など、現在の保護者の保育需要をどのように認識し、その実施の可能性をどう構想しているのか。
保育ママの供給の見込みが期待できないようであれば、その代替として「共同保育所」を提案する。地域での子育てという観点から検討を願う。

曳舟駅前地区再開発などのまちづくりに伴うファミリー世帯の増加により、保育需要は更に高まると推測している。
「次世代育成支援行動計画」後期計画の策定に当たっては、区立保育園の改築に伴う定員増及び認証保育所の計画的な整備誘導等、引き続き待機児解消対策を重点課題としていくとともに、長期的な視点で保育のあり方について検討していきたい。 新たな保育サービスに対する保護者の要望も高まっていることから、来年度、延長保育を公立保育園で更に3園拡大するとともに、1時間単位の延長保育についても指定管理者で実施する方向で検討したい。
一時保育は、児童館数館で来年度から実施する方向で指定管理者と調整している。病後児保育は、今後、区としても積極的に対応したい。保育ママは保護者のニーズもあることなどから、引き続き増員に努めていきたい。「共同保育所」は後期計画策定の中で、その可能性について検討したい。

区民の理解が得られる国際ファッションセンター支援の見直しを

国際ファッションセンターに対する「損失補償」「利子補給」「地代の減免」の支援の見直しは、区民にとって分かりやすく、理解が得られるものでなければならない。区長の決意を伺う。見直しによっては自立化が進み、会社の経営基盤が揺らぐことにならないかとの心配もあるが、その可能性は。
また、ファッション産業人材育成機構(IFI)は大きな路線転換が必要であり、国際ファッションセンター業務として位置付けてもいいのではないか。

支援の見直しに当たっては、会社との合意が前提となる。
これまで協議を進めてきているが、現時点で、三つの支援を解消するには更に会社側との協議が必要な状況であり、今しばらく時間をいただきたい。
会社の自立化が進んでも、当面の好調な経営状況を生かせれば、会社の経営基盤にそう大きな変化はないものと推測する。 IFIは、特殊な機能を有した機構であり、にわかに路線転換することは非常に難しい。

環境ふれあい館は、墨田区の環境基本計画を国内外に発信する施設に

東京スカイツリーの開発に併せて、押上駅前に建設する24年度開業予定の新しい環境ふれあい館は、世界の注目と実績のある雨水利用のように、今までの環境に対する努力が十分に生かされ、墨田区の環境基本計画を国内外に発信する大切な施設である。その基本構想と整備方針について伺う。
また、東京スカイツリー関連開発についても、最先端の環境対策を事業者側に求める姿勢が大切であるが、どのような対応と指導をしているのか。

環境ふれあい館の基本的な考え方は、東京を支えている水・大気の循環などの体験学習ができるとともに、雨水利用など「環境にやさしいまちすみだ」の取組を国内外に発信し、地球環境保全のシンボルとなるような施設を考えている。
東京スカイツリーの事業者には、国のモデル事業等への申請を指導し、その採択を受け、地域冷暖房、地熱利用、太陽光発電など、最先端の環境性能を持った開発を行う計画となっている。

100年に一度といわれる景気減速の中、どのように来年度予算を編成するのか。

行財政改革を一層推進し、当面する行政需要に的確に対応する予算編成を行いたい。

景気低迷が顕著となっている状況にあって、来年度の財政調整交付金の見通しは。

現時点では、現下の経済状況から相応の減少は避けられないと想定している。

学力向上のための学校教育の改善に対し、区教育委員会の果たすべき役割は。

教師の授業力の一層の向上や教育環境の充実に向けた実効性ある施策を展開する。

 

企画総務委員会のもよう

議 案 12月5日

  • 平成20年度墨田区一般会計補正予算:
    歳入歳出予算の総額に5億9457万5000円を追加するもの。主な内容は、新防災対策事業費、財政調整基金積立金、コミュニティ活動推進事業費、地球温暖化対策助成事業費、ひとりぐらし高齢者等食事サービス事業費、感染症対策費、商工業融資事業費、京成 曳舟駅前東地区市街地再開発事業費など―起立表決の結果、可決すべきものと決定した。
  • 物品の買入れについて:
    隅田小学校用の両そで机などを買い入れるもの
    ―可決すべきものと決定した。
  • 物品の買入れについて:
    隅田小学校用の棚などを買い入れるもの
    ―可決すべきものと決定した。

報 告

  • 社会福祉会館エレベーター設置等工事に伴う施設利用期間の変更について
    エレベーター設置等工事に伴い、第2講習室・和室の貸出しを会議室に代替すること等利用形態の変更等について報告があった。
  • 両国公会堂活用事業者の募集結果について
    説明会及び現地説明会参加状況、応募のあった事業計画(概要)、結果等について報告があった。
  • 区立学校統合跡地の利用に関する基本方針及び実施計画の改定(案)について
    基本方針の修正の目的、跡地利用の基本的考え方、跡地活用にあたっての制約、実施計画における今後の整備方針等について報告があった。
  • 「新・墨田区男女共同参画推進プラン」(案)について
    計画改定の趣旨、計画の性格、計画の期間、基本理念、基本目標、重点事項及び主な取組等について報告があった。
  • 公共施設のアスベスト再調査の結果について
    17年及び18年に行った吹付け建材におけるアスベストの含有についての再分析調査の概要について報告があった。

議 案 12月10日

  • 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例:
    特別区人事委員会の勧告等に伴い、職員の給料表等の改定をするもの
    ―可決すべきものと決定した。

 

区民文教委員会のもよう

議 案 12月2日

  • 墨田区国民健康保険条例の一部を改正する条例:
    「産科医療補償制度」の創設に伴い、出産育児一時金を引き上げるほか、所要の規定整備をするもの
    ―可決すべきものと決定した。
  • 地域集会所の指定管理者の指定について:
    21年4月1日から3年間、財団法人墨田まちづくり公社を指定管理者に指定するもの
    ―可決すべきものと決定した。
  • すみだスポーツ健康センターの指定管理者の指定について:
    21年4月1日から5年間、住友不動産エスフォルタ・山武共同企業体を指定管理者に指定するもの
    ―可決すべきものと決定した。
  • 両国屋内プールの指定管理者の指定について
    21年4月1日から5年間、株式会社コナミスポーツ&ライフを指定管理者に指定するもの
    ―可決すべきものと決定した。

陳 情

  • 「透析患者等の福祉施策の拡充に関する陳情」中第2項:
    透析患者等の障害者がリハビリで、すみだ健康ハウスを利用する際の入場料の減免制度の拡充を、区に対して求めるもの
    ―採択すべきものと決定した。
  • 商業地等の固定資産税・都市計画税の減額措置の継続に関する陳情:
    負担水準の上限を65%に引き下げる減額措置を継続するよう東京都に対して意見書の提出を求めるもの
    ―採択すべきものと決定した。
  • 小規模非住宅用地の固定資産税・都市計画税の減免措置の継続に関する陳情:
    2割減額する減免措置を継続するよう東京都に対して意見書の提出を求めるもの
    ―採択すべきものと決定した。
  • 小規模住宅用地の都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情:
    2分の1とする軽減措置を継続するよう東京都に対して意見書の提出を求めるもの
    ―採択すべきものと決定した。

議 案 12月8日

  • みどりコミュニティセンターの指定管理者の指定について:
    21年4月1日から3年間、株式会社山武を指定管理者に指定するもの――起立表決の結果、可決すべきものと決定した。

議 案 12月10日

  • 幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例:
    特別区人事委員会の勧告に伴い、幼稚園教育職員の給料表及び地域手当の支給割合の改定をするもの
    ―可決すべきものと決定した。

 

産業都市委員会のもよう

報 告 12月4日

  • 緊急融資対策の実施について
    最近の景況の悪化に対する区内企業への緊急融資対策として、融資実行時の負担軽減を図るため、中小企業信用保険法に基づくセーフティネット保証の認定を受けた事業者に対して、商工業融資の「経営安定資金」に係る信用保証料を期間限定で区が2分の1を補助する旨、報 告があった。
  • 「新・墨田区工業振興マスタープラン(素案)」について
    現在、策定を進めている「新・墨田区工業振興マスタープラン(素案)」の概要等について報告があった。
  • 耐震偽装マンションのその後の経過について
    17年11月に発覚した耐震偽装マンションに対するこれまでの対応及び今後の予定について報告があった。
  • 墨田区景観計画(素案)及び墨田区景観条例(案)の概要について
    現在、策定を進めている「墨田区景観基本計画」(素案)の目的、対象区域、景観まちづくりの基本方針等の概要及び「墨田区景観条例」(案)の目的、基本理念、区民・事業者・区の役割などについて報告があった。
  • 墨田区コミュニティ住宅使用申込者の資格要件の見直しについて
    市街地再開発事業に伴う住宅困窮者対策を充実させることにより、関係地権者との円滑な合意形成と事業の推進を図り、曳舟駅周辺地区全体の早期完成を目指すため、コミュニティ住宅使用申込者の資格要件を緩和する旨、報告があった。
  • 東武橋際公衆便所の一時撤去及び業平橋駅第一自転車駐車場の仮移転について
    東京都水道局が実施する、老朽化した幹線水道管の改修に伴い、東武橋際公衆便所の一時撤去及び業平橋駅第一自転車駐車場を仮移転する旨、報告があった。
  • 「都市計画道路補助線街路第120号線の事業概要及び現況測量説明会開催のお知らせ」について
    東京都第五建設事務所が、都市計画道路補助線街路第120号線のうち、東向島五丁目から八広五丁目の区間について、事業概要及び現況測量説明会を開催する旨、報告があった。

 

福祉保健委員会のもよう 

議 案  12月3日

  • 墨田区保育所条例の一部を改正する条例:
    保育園の待機児童の解消を図るため、墨田区江東橋保育園に分園を設置するもの
    ―可決すべきものと決定した。
  • 平成20年度墨田区介護保険特別会計補正予算:
    国都等返還金など6億240万9千円を追加するもの ―起立表決の結果、可決すべきものと決定した。
  • 中川児童館の指定管理者の指定について:
    21年4月1日から5年間、社会福祉法人厚生館を指定管理者に指定するもの
    ―可決すべきものと決定した。
  • 両国子育てひろばの指定管理者の指定について:
    21年4月1日から3年間、社会福祉法人ベタニヤホームを指定管理者に指定するもの
    ―可決すべきものと決定した。
  • 文花子育てひろばの指定管理者の指定について:
    21年4月1日から3年間、社会福祉法人ベタニヤホームを指定管理者に指定するもの
    ―可決すべきものと決定した。
  • 立花ゆうゆう館の指定管理者の指定について:
    21年4月1日から3年間、特定非営利法人てーねん・どすこい倶楽部を指定管理者に指定するもの
    ―可決すべきものと決定した。

陳 情

  • 「透析患者等の福祉施策の拡充に関する陳情」中第1項:
    透析患者をはじめ、障害者や高齢者に対して、「命の笛」を支給するよう、区に対して求めるもの―「すべての障害者や高齢者に支給するのは費用対 効果を考えると困難と思われるので、希望者に配布したらどうか」、「趣旨を尊重し、もう少し安価な同等品をすべての災害弱者に支給すべきだ」などの意見が出され、起立表決の結果、趣旨に沿うことは困難であるとの理由により、不採択とすべきものと決定した。

報 告

  • 障害者グループホーム・ケアホーム整備支援について
    障害者グループホーム・ケアホーム施設について、整備費補助等の支援を行うので、その概要について報告があった。
  • 「墨田区高齢者福祉総合計画・第4期介護保険事業計画(案)―中間のまとめ―」について
    墨田区高齢者福祉総合計画・第4期介護保険事業計画(案)の中間のまとめについて報告があった。
  • 認可保育園における定員の拡大について
    21年度の認可保育園(公立、指定管理者、私立)の定員を拡大するので、その概要について報告があった。

 

特別委員会をひらく

  • 新タワー建設・観光対策特別委員会
    [11月6日]
    都市計画押上・業平橋地区地域冷暖房施設(案)について報告があったほか、業平橋押上地区開発事業の現地調査を行いました。

 

決算特別委員会のもよう―平成19年度決算を認定―

10月14日から10月31日まで延べ8日間にわたり、平成19年度墨田区一般会計、同国民健康保険特別会計、同老人保健医療特別会計、同介護保険特別会計の各歳入歳出決算を審査しました。 委員会では、各歳入歳出決算において、
1.予算どおりに執行されたか
2.計画的に実施されたか
3.事業効果はどうか
等について審査し、起立表決の結果、いずれも報告どおり認定すべきものと決定しました。

平成19年度墨田区各会計歳入歳出決算額

  • 一般会計
    歳入92,884,686,958円
    歳出89,650,861,004円
  • 国民健康保険特別会計
    歳入27,905,130,519円
    歳出27,709,970,311円
  • 老人保健医療特別会計
    歳入17,504,824,667円
    歳出17,503,276,783円
  • 介護保険特別会計 
    歳入12,581,196,432円
    歳出11,974,787,994円

 

みなさんの声[陳情の審査結果]

■採択したもの

  • 【区民文教委員会付託】
    ・透析患者等の福祉施策の拡充に関する陳情《第2項》
    ・商業地等の固定資産税
    ・都市計画税の減額措置の継続に関する陳情
    ・小規模非住宅用地の固定資産税
    ・都市計画税の減免措置の継続に関する陳情
    ・小規模住宅用地の都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情

■不採択としたもの

  • 【福祉保健委員会付託】
    ・透析患者等の福祉施策の拡充に関する陳情《第1項》―「趣旨に沿うことは困難である」

 

定例会で議決した議案

今回の定例会で可決した議案 ◎区長提出議案(27件)

  • <決算 4件>
    ・平成19年度墨田区一般会計歳入歳出決算
    ・平成19年度墨田区国民健康保険特別会計歳入歳出決算
    ・平成19年度墨田区老人保健医療特別会計歳入歳出決算
    ・平成19年度墨田区介護保険特別会計歳入歳出決算
  • <予算 4件>
    ・平成20年度墨田区一般会計補正予算
    ・平成20年度墨田区国民健康保険特別会計補正予算
    ・平成20年度墨田区老人保健医療特別会計補正予算
    ・平成20年度墨田区介護保険特別会計補正予算
  • <条例 5件>
    ・墨田区国民健康保険条例の一部を改正する条例
    ・墨田区立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する 条例
    ・墨田区保育所条例の一部を改正する条例
    ・職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
    ・幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
  • <契約 2件>
    ・物品の買入れについて(2件)
  • <その他 12件>
    ・墨田区家庭センターの指定管理者の指定について
    ・みどりコミュニティセンターの指定管理者の指定について
    ・墨田区地区会館の指定管理者の指定について
    ・地域集会所の指定管理者の指定について
    ・すみだスポーツ健康センターの指定管理者の指定について
    ・すみだ健康ハウスの指定管理者の指定について
    ・両国屋内プールの指定管理者の指定について
    ・スポーツプラザ梅若の指定管理者の指定について
    ・中川児童館の指定管理者の指定について
    ・両国子育てひろばの指定管理者の指定について
    ・文花子育てひろばの指定管理者の指定について
    ・立花ゆうゆう館の指定管理者の指定について
  • 議員提出議案(2件)
    ・都市計画税及び固定資産税の軽減措置等の継続に関する意見書
    ・安心して出産できる周産期医療体制等の充実に関する意見書