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平成21年 第2回 定例会

第2回 定例会

墨田区議会は、平成21年第2回定例会を6月9日から6月25日までの17日間にわたって開きました。
6月9日の本会議では、自由民主党を代表して、福田はるみ議員が山崎区長に対して代表質問を行いました。6月25日の本会議最終日は、区長から提出された議案7件を原案どおり可決しました。


また、議員提出議案「北朝鮮の核実験に抗議する決議」を起立表決の結果、原案どおり可決しました。なお、この決議に対し、無所属の議員1人が反対の立場で討論を行いました。

北朝鮮の核実験に抗議する決議

平成21年5月25日、北朝鮮は国連決議や6カ国協議共同声明などに反して、2回目の核実験を強行した。また、この核実験に対する新たな国連決議を非難するとともに、ウラン濃縮作業の着手を宣言している。このような北朝鮮の挑発的な暴挙は、我が国を含む地域の平和と安全を脅かすものであり、唯一の被爆国として断じて容認できるものではない。墨田区は、平成元年に墨田区平和福祉都市づくり宣言を行い、世界の平和とひとびとの福祉向上の実現に、一層努力することを誓っている。今日、世界的に核廃絶を願う機運が高まっており、このような国際社会の平和に対する重大な挑戦は誠に遺憾である。よって、墨田区議会は、北朝鮮の核実験に厳重に抗議するとともに、すべての核開発を即時中止するよう強く求めるものである。以上、決議する。
墨田区議会

代表質問 新たな緊急経済対策・雇用対策について問う
自由民主党 福田 はるみ

現在の戦後最悪のマイナス成長といわれる経済状況の中、失業の増大や就職難、消費の冷え込みなどが懸念される。本区においては、1月に緊急経済対策として、信用保証料を全額補助する経営安定資金の追加充実や、区内ものづくり企業への就職促進施策などを進めてきた。さらに、今定例会に提案された補正予算で、緊急対策として経営安定資金の平成22年3月までの延長や、介護人材育成助成や公園維持管理費追加のように3年間にわたる雇用対策を計上している。このような取組は区民生活を守る面から極めて必要な施策であると認識している。
そうした観点から、これまでに実施した信用保証料の助成によって、企業を取り巻く経済環境に具体的にどのような効果が現れたのか。そして、その結果、次に必要な対策を検討しているのか。さらに、今回の補正予算において、雇用対策を3年間に限定した考え方について伺う。また、国・都の補助金が終了しても区単独で継続していくのか、区長の考えは。

経営安定資金は、前年度と比較すると一気に利用が加速した。この利用増大は、区内企業の融資需要に相当程度効果をもたらしているものと受け止めている。今後も深刻な状況が続くと判断し、経営安定資金の信用保証料補助については、当面、来年3月まで延長することとし、今回の補正予算として提案している。当面はこの対策を確実に実行し、その上で景気動向を十分注視して、必要に応じ更なる拡充対策を講じていきたい。
雇用対策のうち、介護人材育成促進助成事業は、期限を設けることで、資格取得を考えている方が早期に取り組むきっかけになればと考えているので、短期間に集中して実施したい。公園等の警備拡充は3年後の東京スカイツリー開業に向けて集中的に行うべきものと考えている。その後の対応については、我が国の雇用情勢、国・都の対策等も十分留意し、区としての必要な対策を検討していきたい。


新型インフルエンザ対策について問う

区内で初の新型インフルエンザ患者が2人確認されたが、追跡調査を行った結果感染が拡大するおそれはないとして、小・中学校等の休校は行われず、混乱がなく安心した。新型インフルエンザは毒性が弱いなど、騒ぎは落ち着いてきたが、この先、秋口にかけても緊張は緩められない。
今後も病院、薬局との連携、区民への予防対策など、万全の準備が引き続き必要と考える。区民が安心して暮らせるような今後の対策について所見を伺いたい。

新型インフルエンザについては、区民に正確な情報に基づく冷静な対応を心がけるよう呼びかけた。インフルエンザは変異しやすい性質を持っていると考えられており、万一、強毒性に変異した場合を想定して万全の対策を講じる必要がある。
本区では、感染対策に必要なマスク等の物資の備蓄、医療機関をはじめとする関係団体との連携強化や、区民に対する正しい情報の周知など、大流行に備えた準備を鋭意進めている。


プレミアム商品券で地域経済の活性化を

我が会派が強く要望した結果、15%のプレミアムとなり、魅力的な商品券として即日完売となった。しかし、購入できなかった方から不満の声もあった。定額給付金の支給目的であった地域の経済対策という点では、どのような結果がでているのか。そして、区内商店街活性化のために、今後の販売予定はあるのか。
また、今後タワーが建ち、国際観光都市として本区の商業が活性化するために、ICカードの活用も含め、今後の課題と目標は何か。

今回は、定額給付金の支給と併せて、新たな消費拡大の効果を見込んで実施しており、確実な効果が現れると期待している。この経済効果は9月までの使用期間が過ぎた後に、換金状況などの具体的な分析が必要である。今後の販売は分析結果を踏まえ、墨田区商店街連合会とも協議のうえ検討する。
また、商店街の活性化に向けてICカードシステム導入の準備が進んでおり、商業活性化に結びつくよう積極的に取り組む。


肢体不自由児者のための重度身体障害者グループホームの整備支援の計画は。

23年度内の開設に向け、整備実施主体となる障害者団体と鋭意協議を進めている。

地上デジタル放送について、その仕組みや悪質商法などの予防策を周知すべき。

区のお知らせなどを使って、分かりやすく周知していく。

国際観光都市に向けて、おもてなしの心あふれる区の施策を希望する。

案内標識などに配慮するとともに、「区民みんなが観光ガイド」を推進していく。

企画総務委員会のもよう

議 案 6月22日

  • 墨田区手数料条例の一部を改正する条例:
    租税特別措置法の一部改正により、優良宅地造成認定手数料及び優良住宅新築認定申請手数料に係る規定の引用条文に移動があったことに伴い、所要の規定整備をするもの
    ―可決すべきものと決定した。
  • 平成21年度墨田区一般会計補正予算:
    歳入歳出予算の総額にそれぞれ8億3470万円を追加するもの。歳出の主なものは、学童クラブ室増設整備費、高齢者向け支援住宅防火設備設置助成事業費、地域密着型サービス整備事業費、介護人材育成助成事業費、商工業融資事業費、学校ICT化推進事業費など
    ―可決すべきものと決定した。

陳 情

  • 「消費税の増税反対に関する陳情」:
    消費税の増税に反対する議会決議をして、国に対し、意見書の提出を求めるもの
    ―「経済が落ち着かない限り、増税しないとしている現状においては、意見書を出すべきではない」、「低所得者層ほど負担が重くなる消費税の増税は反対すべきだ」などの意見が出され、起立表決の結果、趣旨に沿うことは困難であるとの理由により、不採択とすべきものと決定した。

報 告

  • 「安全・安心まちづくり推進地区」の選定について
    「安全・安心まちづくり推進地区」を指定することにより、「墨田区生活安全施設整備事業補助金交付要綱」に基づき、町会・自治会、商店街振興組合等が街頭に防犯カメラ等の「生活安全施設」を設置する場合に、経費の3分の2の額を補助しているが、今回、墨田一丁目地区、錦糸町駅北口周辺地区、横川五丁目地区、文花一丁目地区、新タワー周辺地区、曳舟駅周辺地区を「安全・安心まちづくり推進地区」に選定した旨の報告があった。

区民文教委員会のもよう

議 案 6月15日

  • 墨田区特別区税条例等の一部を改正する条例:
    地方税法の一部改正等に伴い、区民税について、住宅借入金等特別税額控除の創設、土地等の長期譲渡所得に係る特別控除の創設、寄附金控除の対象の拡大等を行うほか、所要の規定整備をするもの
    ―可決すべきものと決定した。
  • 墨田区立学校設置条例の一部を改正する条例:
    墨田区立東吾嬬小学校校舎の耐震改修工事の実施に伴い、同校の位置を仮校舎を設置する位置とするもの
    ―可決すべきものと決定した。

報 告

  • 定額給付金給付事業の実施状況等について
    定額給付金の給付対象者数及び給付状況等について報告があった。
  • 平成21年度の長寿医療(後期高齢者医療)保険料について
    保険料の均等割額について、国の緊急経済対策により、平成21年度においても8・5割軽減が継続されることとなった旨、報告があった。
  • 家庭センター耐震改修工事の実施及び施設の使用中止について
    平成21年12月から22年3月までの間、耐震改修工事のため施設の使用ができなくなる旨、報告があった。
  • 「(仮称)墨田区協治(ガバナンス)推進条例」の検討状況について
    「(仮称)墨田区協治(ガバナンス)推進条例検討委員会」での審議内容等を取りまとめた「中間のまとめ骨子案」について報告があった。
  • すみだ環境区宣言(案)について
    すみだやさしいまち宣言10周年を記念して行う「すみだ環境区宣言」の宣言文(案)及び宣言を契機としたイベントなどの取組予定等について報告があった。
  • 環境ふれあい館(仮称)整備の基本方針(案)について
    平成24年度にオープン予定の環境ふれあい館(仮称)の基本理念、機能、施設の概要等の基本方針(案)について報告があった。

産業都市委員会のもよう

報 告 6月19日

  • ファッションセンター事業の推進について
    国際ファッションセンター株式会社の平成20年度産業支援事業報告及び平成21年度産業支援事業計画について報告があった。また、財団法人ファッション産業人材育成機構の平成20年度事業報告及び平成21年度事業計画について報告があった。
  • 高度地区の変更に関する指定方針及び指定基準(案)等について
    高度地区の変更に関する指定方針及び指定基準(案)について報告があった。また、高度地区の変更(素案)及び高度地区の指定状況について報告があった。
  • 京島三丁目地区における防災街区整備事業の導入について
    京島三丁目地区において防災街区整備事業を導入するので、防災街区整備事業導入の趣旨、防災街区事業について、都市計画で定める内容について及び今後の事業スケジュールについて報告があった。
  • 中川公園の複合遊具の火災について
    平成21年6月4日に発生した中川公園の複合遊具の火災について、火災の状況、被害の状況(出火時)及び出火後の対応について報告があった。また、区の対応として、公園遊具の点検、見舞金について及びパトロール体制について報告があった。

 

福祉保健委員会のもよう 

議 案  6月17日

  • すみだステップハウスおおぞら条例:
    障害者等の社会的自立を促し、その福祉の増進及び生活の充実を図るため、すみだステップハウスおおぞらを公の施設として設置するとともに、同施設の管理を指定管理者に行わせる場合の業務の範囲その他必要な事項について定めるもの
    ―可決すべきものと決定した。
  • 墨田区児童デイサービス施設の管理運営等に関する条例の一部を改正する条例:
    すみだステップハウスおおぞら条例に基づき設置する児童デイサービス施設を本条例の適用の対象に加えるほか、就学後の児童に対する療育等の一層の充実を図るため、療育相談その他の事業に係る利用対象者の範囲を拡大するもの
    ―可決すべきものと決定した。
  • 墨田区障害者生活介護施設の管理運営等に関する条例の一部を改正する条例:
    すみだステップハウスおおぞら条例に基づき設置する障害者生活介護施設を本条例の適用の対象に加えるもの
    ―可決すべきものと決定した。

陳 情

  • 「医師・看護師などを大幅に増員するための法改正に関する陳情」:
    医師・看護師を大幅に増やし、勤務条件の改善を図るため、必要な法律を制定するよう、国等に対して意見書の提出を求めるもの
    ―閉会中の継続調査とすることと決定した。

報 告

  • 「静養ホームたまゆら」の火災事故に関する経過と対応について
    3月19日に発生した群馬県渋川市に所在する高齢者施設「静養ホームたまゆら」の火災事故について、これまでの区の対応について報告があった。
  • 子育て応援特別手当のDV被害者への対応について
    DV被害者で住民登録をしている住所と異なる場所に居住している場合の対応について報告があった。
  • 新型インフルエンザへの対応について
    新型インフルエンザのこれまでの発生状況と今後の対応について報告があった。
  • 墨田区がん対策基本方針(素案)について
    平成21年度から24年度までの4年間を見据えた墨田区のがん予防のための基本方針(素案)について報告があった。

 

特別委員会をひらく

  • 都市開発・災害対策特別委員会
    【5月14日】
    京成曳舟駅前東第三地区第一種市街地再開発事業等について、当該地域の再開発事業、曳舟駅周辺地区地区計画、用途地域・容積率、高度利用地区・高度地区・防火地域及び準防火地域等の都市計画の概要及び今後の予定について説明があった。
  • 行財政改革等特別委員会
    【6月26日】
    学校跡地活用の推進について、旧立花小学校跡地、旧曳舟中学校跡地及び旧西吾嬬小学校跡地について、これまでの経過及び今後の予定などの説明があった。

 

区内視察を行いました

区民文教委員会【6月29日】

  • みどりコミュニティセンター
  • 墨田区総合体育館建設地
  • なりひら清掃事業所
  • 文花中学校
  • すみだ環境ふれあい館
  • 立花吾嬬の森小学校
  • 東向島出張所
  • 隅田小学校

福祉保健委員会【6月30日】

  • ケアホームズ両国
  • 都立墨東病院
  • 墨田児童会館学童クラブ隅田分室
  • 小学館アカデミーひきふね駅前保育園
  • 立花ゆうゆう館
  • シルバー人材センター
  • 江東橋保育園分園

産業都市委員会【7月1日】

  • 主要生活道路10号線際緑地
  • すみだ産学官連携プラザ
  • (仮称)新タワー通り
  • 大横川親水公園
  • 墨田区特別区道墨110号路線
  • 千歳公園(公園便所改築)
  • 名刺と紙製品の博物館
  • シュタット ヴァイデ(すみだ工房ショップ)

企画総務委員会【7月2日】

  • 区役所庁舎(防災センター、リバーサイドホールトイレ、喫煙室)
  • 錦糸町熱供給施設
  • JR総武線高架下通路
  • 旧立花小学校(備蓄物資)
  • 荒川ロックゲート(江戸川区)
  • 社会福祉会館

定例会で議決した議案

今回の定例会で可決した議案

    区長提出議案(7件)
  • <予算 1件>
    ・平成21年度墨田区一般会計補正予算
  • <条例 6件>
    ・墨田区手数料条例の一部を改正する条例
    ・墨田区特別区税条例等の一部を改正する条例
    ・墨田区立学校設置条例の一部を改正する条例
    ・すみだステップハウスおおぞら条例
    ・墨田区児童デイサービス施設の管理運営等に関する条例の一部を改正する条例
    ・墨田区障害者生活介護施設の管理運営等に関する条例の一部を改正する条例
  • 議員提出議案(1件)
    ・北朝鮮の核実験に抗議する決議

今回の定例会で結果の出た陳情

  • <不採択 1件>
  • ・消費税の増税反対に関する陳情
  • 意見の分かれた議案(クリックすると大きくなります)

全国市議会議長会の特別表彰

我が会派の中村光雄議員西原文隆議員が、今年で在職30年を迎えたことに伴って、永年在職議員として特別表彰を受けました。
表彰された議員の略歴等は次のとおりです。(議席番号順)

墨田区議会自由民主党
中村 光雄

(略歴)
議長、監査委員、企画総務委員長、行財政改革等特別委員長などを歴任。藍綬褒章を受章。東京都知事表彰(自治功労)、墨田区功労者表彰(自治功労)、墨田区議会永年在職議員表彰などを受賞。

墨田区議会自由民主党
西原 文隆

(略歴)
議長、監査委員、企画総務委員長、災害対策特別委員長などを歴任。藍綬褒章を受章。東京都知事表彰(自治功労)、墨田区功労者表彰(自治功労)、墨田区議会永年在職議員表彰などを受賞。